ワカサギ釣りドッと 大沼で最盛期

ビニールハウスの中でワカサギ釣りを楽しむ家族連れ(小葉松隆撮影)

【大沼公園】道南の冬の風物詩となる大沼国定公園・蓴菜(じゅんさい)沼(七飯町)でのワカサギ釣りが最盛期を迎えている。道内外から家族連れが訪れ、釣りを楽しんでいる。

大沼漁協が毎冬釣り場を開設している。訪れた人たちは厚さ約30センチの氷に穴を開けて釣り糸を垂らし、体長10センチほどのワカサギを次々と釣り上げていた。

蓴菜沼では、同漁協の漁師らが釣り方を指導。テントの貸し出しのほか、釣り場と休憩所が併設した大型のビニールハウスも設けられ、釣った魚をその場で揚げて食べることもできる。

同漁協によると、今年は道内外のほか、外国人観光客の姿もみられるという。札幌から家族5人で訪れた札幌・真駒内桜山小5年の山下叶真(とうま)君(11)は「ワカサギ釣りは初めて。たくさん釣れてうれしい」と笑顔で話していた。氷の状況にもよるが、釣りは3月上旬まで楽しめる。(矢野旦)

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