スケートリンク、滑り台に歓声　士別・つくも水郷公園の施設オープン

補助具を使いながら、スケートリンクを滑る子どもたち＝1月9日

【士別】つくも水郷公園内の冬のスポーツ・遊戯施設が相次ぎオープンし、スケートや雪遊びなどを楽しむ子どもらでにぎわっている。

高さ約6メートルの滑り台は7日オープン。1周150メートルのスケートリンクと、雪上パークゴルフ場は8日に利用開始された。滑り台では子どもたちが、気持ちよさそうに滑り降りていた。

近隣でも珍しくなったとされる屋外のスケートリンクでは、学校の机の骨組みを加工した補助具に子どもたちが両手でつかまり、長靴などで氷を蹴りながら、少しずつ前に進んだ。母親や友達と９日に訪れた士別南小1年の藤沢智輝君は「転びそうになったときもあったけど、楽しかった」と笑顔を見せた。

パークゴルフ場にも愛好者が集まり、カーリング場も10チームでのリーグ戦が開幕。小さなサッカーゴールも用意され、雪上でのシュートを試みる人もいた。

暖気のためスケートリンクとカーリング場が12～14日に利用中止になったものの、15日に再開した。開設はいずれも2月末まで。（大口弘明）