海眺めアスレチック 新ひだか・ふれあいビーチに整備

ふれあいビーチに設置されたアスレチック設備。海の景色も楽しめる

【新ひだか】海浜公園(町三石鳧舞)内の「ふれあいビーチ」に、子どもたちが1年を通して遊べるアスレチック設備が新設された。近くには海が広がり、開放感も楽しめる。

町が昨年12月に設けた。総事業費は約2千万円。日高信用金庫(浦河)や、設備会社エス・トラスト(札幌)による寄付金のほか、森林整備を目的に国が自治体に交付する森林環境譲与税を活用した。

遊具は6~12歳が対象で、道産のスギを使用。高さ約2メートルと1メートルの滑り台や、うんていなどが設けられている。町内の建設会社が昨年8月から約4カ月かけて整備した。もともと木製遊具が設置されていたが、老朽化のため、2016年に撤去されていた。

同公園内のキャンプ場が営業を始める4月第4土曜日から9月30日までは、ビーチ側のゲートを夜間(午後5時から翌日の午前9時まで)は閉鎖し、車両の進入をできなくする。ただ、遊具の使用は可能。町は「ようやく新しい遊具ができたので、多くの子どもに遊んでほしい」と呼びかけている。(杉崎萌)

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