名寄「にこにこらんど」に滑り台やトランポリンが登場 開設1年で利用好調

新たに導入された複合遊具で遊ぶ子どもたち

【名寄】屋内型子どもの遊び場「にこにこらんど」を名寄市が西條名寄店2階に開設してから今月で1年を迎えた。冬季を中心に幼児の利用が好調で、12月21日には、新たに滑り台やトランポリンが付いた大型の複合遊具など3種類の遊具が加わった。

小学生が身体を動かして遊べるような遊具を求める声が多かったため、導入された。ほかに、ビニールの輪の中に入り転がって遊ぶ「サイバーホイール」、壁に磁石を貼り付けて遊ぶ「マグネットウォール」を入れた。事業費は計2370万円。

にこにこらんどは、名寄市が事業費3500万円をかけて同店2階の一角約900平方メートルを改装し、昨年12月に開設した。名寄市によると、この1年間の利用者数は子どもと保護者合わせて延べ1万8146人。子どもは0~6歳児が約9割を占める。21日、2歳の息子を遊ばせた市内の母親(28)は「冬場はここが一番身体を動かして遊べる場所ですね」と話した。

利用対象は小学生以下とその保護者で、保護者同伴を求めている。午前10時~正午、午後0時半~2時半、午後3時~5時の入れ替え制。無料。毎月第4木曜日と1月1日~3日休業。事前予約制だが、当日空きがあれば利用可能。希望者はホームページhttp://www.saijo-dp.co.jp/niconicoland.htmlから申し込む。(朝生樹)

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