札幌競馬場に遊園地14日オープン ドーム形の遊び場、馬車も運行
日本中央競馬会(JRA)は14日、札幌競馬場(札幌市中央区)に遊園地「ターフパーク」をオープンする。人工芝を貼ったドーム形の遊び場や馬車などに乗れるコーナーを設け、競馬をしない親子連れでも楽しめるよう工夫を凝らした。JRAは「これだけの遊具や施設がそろっているのは札幌だけ。ぜひ来場して」とPRする。
既存の水遊び場などを含め、レースを行うコースの内側約3万2千平方メートルを遊園地にした。総工費は約8億5千万円。
国内で初めてお目見えする遊具「グラビティレール」(米国製)は、ブランコのいす状の物に座り、1周30メートルほどのコースを下って遊ぶ。「はるにれドーム」はドーム形の遊び場で、雨天時も利用できる。「ホースリンク」では、馬車や電動バギーに乗れる。
屋外用トランポリン「ふわふわドーム」、牧柵に囲まれた子ども用公園「キッズパドック」などもある。遊具はいずれも無料で利用できる。
大人向けでは女性限定席「クイーンズテラス」(無料)と、指定席「エルムテラス」(1テーブル2千円)をゴール前に設けた。天井には実況モニターもついている。
一方、昨年まで認めていた来場者によるテントの持ち込み、設営は禁止する。風で飛ばされると危険なためという。
ターフパークは9月末までの土、日曜に開放する。札幌競馬開催中(28日~9月2日)は入場料100円(15歳未満無料)で、午前9時~午後5時。他の期間は入場無料で、午前9時15分~午後4時45分。14、15、21、22日は記念イベントがある。問い合わせは札幌競馬場(電)011・726・0461へ。
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