性教育の大切さ伝える講演活動 フリー助産師・中田知穂さん

性の知識に乏しい子どもが狙われる性犯罪が相次ぐ中、性教育の重要性はますます高まっている。苫小牧市は、性について学ぶ講演会を中学や高校などで毎年開き、市性教育人材バンクなどから講師を派遣している。その一人で、3人の息子を育てながら、フリーの助産師として性教育の講演活動を行う中田知穂さん(38)=苫小牧市=に、性教育の大切さや必要性について聞いた。

――保健師や看護師らを講師として登録する苫小牧市の性教育人材バンク(現在8人)のメンバーとして活動していますね。講演で大事にしていることは何ですか。

「小中高生に加え、教職員、一般市民を対象に、性教育に関する講演活動を行っています。月経・射精の仕組みから、性交と妊娠の関係、避妊方法や不妊について包括的に伝えることで、命の大切さや幸せの形を考えてもらうことを心掛けています。聴講者から『自分の知識が間違っていたことが分かった』『自分の体なのに知らないことがたくさんあった』といった声が…

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