江別「ぽこあぽこ」リニューアルへ 遊具入れ替え、会員証電子化も

リニューアル後の「ぽこあぽこ」のイメージ図(江別市提供)

【江別】屋内で無料で遊べる市営の子育て支援施設「ぽこあぽこ」が12月12日、リニューアルオープンする。同月で開設から10周年を迎えることから、老朽化した大型遊具の入れ替えや会員証の電子化などを進め、利便性を高める。改修工事のため11月1日~12月11日は休館する。

ぽこあぽこは2013年12月、イオンタウン江別(野幌町10)2階にオープンした。床面積は約620平方メートル。主に小学3年生までの子どもが利用でき、ジャングルジムのように上り下りできる大型複合遊具や、壁登りを体験できるクライミングウオール、図書コーナーなどがある。昨年は約6万7千人が来場した。

新しい大型遊具は、滑り台や跳躍器具、ぶら下がって移動するターザンロープが付いたものを導入する。このほか特産のれんがを模した積み木コーナーを新設する。床材は安全に配慮したクッション性の高い素材に交換する。

現在、紙で発行している会員証はスマートフォンにQRコードを表示して入退館するシステムに変える。専用サイトでリアルタイムの混雑状況などの情報も分かるようにする。総事業費は約3300万円。市子ども育成課は「訪れた子どもたちが楽しいのはもちろん、保護者も安心して過ごせる施設を目指したい」としている。

12月12~15日はプレオープン期間とし、開設時間を正午~午後4時に限定する。同16日以降は通常の午前9時半~午後5時半に戻す。問い合わせは市子ども育成課、電話011・381・1108へ。(土門寛治)

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