「絵本てらこや・花園」主宰河田由美子さんおすすめの絵本・児童書6選(2023年4月)

【2023年4月】「絵本てらこや・花園」主宰河田由美子さんおすすめの絵本・児童書6選

「絵本てらこや・花園」主宰の河田由美子さん(釧路管内白糠町)が、幼児、小学校低・中学年、高学年別におすすめの絵本や児童書を2冊ずつ紹介します。

幼児におすすめの絵本

『こいぬのパッチとみどりのもこもこ』
(デイヴィッド・メリング/作 なかがわちひろ/訳)

こいぬのパッチとみどりのもこもこ

パッチは好奇心いっぱい、元気いっぱいのこいぬです。「パッチには、すきなことがいっぱいあります」。アウー! とほえること、がしがしかくこと、ぱくっとくわえること、においをかぐこと、あなをほること、かじること…。

ある日お皿に、はじめて目にする「みどりのもこもこ」が。ちょっとこわくて、きになって、けいかいしながら観察します。そんなパッチの姿が、シンプルな絵で絶妙に表現されています。

「みどりのもこもこ」がなにか、読者のみなさんはわかりますよね。パッチは、どうやってわかるのでしょう。すきになるかな?

すきなこと、はじめてのこととの出合いを通して成長していく姿が、ほのぼのとユーモラスにえがかれています。(小学館 1320円)

『おくちのたいそう あいうえお』
(木坂涼/文 スギヤマカナヨ/絵)

おくちのたいそう あいうえお

さーあ「おくちのたいそう」はじめるよ!

左のページに「あいうえ あいうえ あいうえお」「いうえお いうえお いうえおあ」…「おあいう おあいう おあいうえ」。右のページには「あ」のつくものから「お」のつくものの絵が、びっしりえがかれています。

「あ行」からはじまり「わ・を・ん」まで。文字の大きさやレイアウトが表情豊かで、いろいろな読み方ができそうです。巻末には、体を動かしてちょうせんできる「ふりつけ」も。小さな子どもから大人まで声を出したり、体操したりして楽しめそうです。

春は「はじめまして」の場面が多い季節。こんな絵本を読み合うと…

\続き&小学生向けの本はこちらでチェック/

mamatalkメンバーのIDとパスワードが
そのままご利用いただけます。
mamatalkメンバーについて詳しくはこちら

この記事に関連するタグ

2024
4/30
TUE

Area

北海道外

その他