• #39|国語 発信力培う「旅のしおり」


    「ゆきりん先⽣の親⼦でおうち学習」
    北海道新聞朝刊「⼦育て⾯」で毎⽉第1⾦曜⽇に連載中のコラム。北海道安平町の家庭教師、本多抽紀江さんがおうちでの効率的な学習⽅法についてお届けしています。


    外での遊びや旅行が楽しい季節になりました。最近はキャンプなどのアウトドアを楽しむご家庭も増えましたね。お出かけや旅行の計画は大人だけで立てることが多いと思いますが、ぜひお子さんも交えてみてください。そして旅のしおりを作ってみましょう。

    見学旅行や修学旅行ではおなじみの旅のしおりですが、各家庭で作っている方は少ないと思います。その中には、たくさんの学びの種があります。

    「日時、時間、場所などの基本的な情報を記載する」「行く場所の下調べをする」「どんな場所で何を体験するか考える」という思考の練習のほか、それを「文章にする」という素晴らしい訓練になります。分かりやすく伝えるには、どんな項目にして、どんな書き方をしたらよいかを考えていきましょう。

    「文章だけだと読みづらいから、地図や写真を入れてみよう」とか、「ここには実際に行った時の感想を書こう」とか、自分で工夫しながら作業を進められます。高学年になったら、パソコンやタブレットを使って作る練習もしましょう。

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    わが家では小4の娘が無料のデザイン作成ツールを使い、パソコンで旅のしおりを作るようになりました。これからの情報社会を生きる上で、そうしたスキルは最高の強みになります。

    学生のころからクラウドファンディングに挑戦したり、ホームページを作ったりする若者が多くなっています。どうすれば読んでくれる人に自分の考えが伝わるか、読む人の心を動かせるのか、ネット社会でも「書く力」が重要です。

    最近は、口で伝えることはできても、文章で伝えることが苦手な子どもが増えているといわれます。ぜひご家庭で楽しく旅のしおりを作りながら、文字で伝える力を学んでほしいと思います。

    本多抽紀江

    本多抽紀江(家庭教師)

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    家庭教師歴約30年。SNSを使った家庭学習支援「ぱんだちゃんのおうち学校」の校長も務める。著書に「勉強に自己肯定感は必要ない」(西日本出版社)がある。北海道を拠点に、関西、関東で活躍中。胆振管内安平町在住、2児のママ。

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