• 冬の遊び 「密」避けて楽しく コロナ対策 室内で工夫

    (写真はイメージ=写真AC)

    新型コロナウイルス感染が広がり、子どもたちは以前のような遊び方ができなくなっています。友達と思いっきりしゃべれないし、冬は外遊びも限られています。そこで、札幌市白石区にある栄通児童会館の指導員金谷美帆さん(25)に、密集や密接を避け、感染を防ぎながら遊ぶ方法を紹介してもらいました。金谷さんは「工夫すれば屋内でも友達と遊べる方法がたくさんあります」と話します。

    金谷さんたちは家で楽しむ遊びの映像を「YouTube(ユーチューブ)」で配信しています。チャンネル名は「おうちで児童会館」。新型コロナで遊ぶ機会が減った子どもたちに参考にしてもらおうと、昨年11月に市内の児童会館の職員7人で始め、20本以上をアップしました。児童会館でも行事の中止が多いです。番組は行事の代わりとして、踊りや歌などの発表の場にもなっています。

    札幌・栄通児童会館 金谷美帆指導員

    金谷さんたちが考えた遊びを「学習編」「運動編」「交流編」の三つに分けて紹介します。

    学習編は「辞書クイズ」と「『の』の字探し」。辞書クイズでは、国語辞典を用意しましょう。出題者はパラパラとページをめくり、その中から1語を選びます。そして言葉の意味の方だけを読み上げます。他のみんなは、意味から何の言葉かを考えて答えます。知らない言葉を覚えられ、勉強にもなるので一石二鳥です。

    「の」の字探しには、新聞紙とペンを使います。1ページの中で「の」の文字を見つけ、○で囲む競争です。制限時間は1分。栄通児童会館の子どもたちが挑戦した時は、70個見つけた強者がいたようです。

    運動編では、動画もアップされている「回してアイス」作りを紹介します。用意するのは、牛乳と砂糖、バニラエッセンス、氷、塩(分量は図参照)、大きさが違う2種類のジッパー付き食品保存袋、風呂敷やバスタオルなどの大きな布。

    まず小さい保存袋に牛乳と砂糖、バニラエッセンスを入れて封をします。次に、大きな保存袋に氷と塩を入れ、そこへ材料の入った小さい保存袋を入れます。

    それを大きな布でくるみ、袋の両端のあたりを結んで固定したら、布の両端を持って1分間、大縄飛びの縄のようにくるくる回転させるだけ。金谷さんは「端を持つから距離も取れる。しっかりと布を持ち、飛んでいかないように気をつけて」と呼びかけます。

    ▲クリック/タップするとPDFでご覧いただけます。

    「新聞バランス」も、密集や密接が避けられる遊びです。新聞紙を1人1枚用意し、その上に乗ってじゃんけんをします。負けた人は紙を1回折ります。負けが重なると足元の紙がどんどん小さくなります。落ちたら負けです。

    最後の交流編では、大人数で楽しむ遊びを紹介します。一つ目は「何でもビンゴ」。まず縦横各3マス、計9個の正方形を紙に書きます。次に「好きな食べ物」「好きなキャラクター」などお題を決めてマスに描きます。次に、1人1個ずつ答えを発表。同じ答えがあったら丸を付け、縦横斜めの1列がそろったらビンゴです。

    交流編のもう一つは「仲間探し」。まずは「生まれた月」「好きな季節」などのお題を決めましょう。参加者は声は出さずにジェスチャーだけで仲間を探し、同じ答えのグループをつくります。最後に答え合わせをしてみましょう。金谷さんは「友達の好きなものを知るきっかけにもなり、仲も深まりますよ」と勧めます。(斉藤千絵)

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