稚魚放流 サケに興味持って 千歳水族館で親子ら体験 5月末まで

サケの稚魚を放流する参加者たち

【千歳】サケの稚魚放流体験がサケのふるさと千歳水族館(花園2)で始まり、家族連れらを楽しませている。

同館主催。28年目の取り組みで、今年は1日にスタートした。稚魚は昨年秋に千歳川に遡上(そじょう)したサケから採卵し、放流体験のため約5万~6万匹育てた。

参加者は館内でサケの人工ふ化について学んだ後、千歳川に流れ込む小川に稚魚2匹を放流する。毎年親子で参加しているという市内の主婦三谷未歩さん(31)と娘の百梛(ももな)ちゃん(3)は「魚さんがピューッと出て行った。楽しかった」と笑顔で話した。

学芸員の日原俊さん(40)は「放流体験を通じて、サケに興味を持つきっかけになってほしい」と話す。5月31日まで。毎日午前11時と午後2時の2回実施。体験への参加は無料だが、入館料が必要。問い合わせは同館0123・42・3001へ。

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