大型トランポリン、ボルダリング… 芽室町体育館に遊び場 3月1日オープン 地元アスリート紹介も

キッズスペース内のボルダリングコーナー。奥には乳幼児向けの滑り台や壁付き遊具がある

キッズスペース内のボルダリングコーナー。奥には乳幼児向けの滑り台や壁付き遊具がある

【芽室】町は3月1日、大型のトランポリンなどを備えた屋内遊び場「キッズスペース」と、町出身のスポーツ選手を紹介する「アスリートミュージアム」を、町総合体育館内にオープンする。屋内遊び場にはボルダリング設備や乳幼児向け滑り台などを設け、展示室では町出身の元横綱大乃国のまわしや五輪選手が使ったユニホームを展示。通年で子どもたちが遊べる場を提供する。

「屋内で子どもたちが遊べる場がほしい」という声を受け、町が整備した。総事業費は1億1800万円。

キッズスペースは約225平方メートル。3歳~小学生向けのAエリアと0~2歳の乳幼児向けのBエリアがある。Aエリアには、長さ9メートルのロングトランポリンや、幅6メートル、高さ2メートルのボルダリング設備を設置。Bエリアは、木製のアスレチック滑り台や、乳幼児がつかまり立ちができる高さ0.5~0.6メートルの壁付き遊具などがある。

アスリートミュージアムは、町内の旧集団研修施設かっこう内にあった大乃国資料室の展示物を移設してリニューアル。大乃国に加え、バンクーバー冬季五輪スピードスケート選手の土井槙悟さん、東京五輪に出場したバドミントン選手の永原和可那さんが大会で使った物も展示。開館時間であればいつでも閲覧可能。

いずれも予約不要で無料。午前9時~午後10時(キッズスペースは保護者同伴で利用。平日は午後3時まで、土日祝日は正午まで未就学児のみ)。

オープン前日の2月29日に内覧に訪れた手島旭町長は「キッズスペースは天候や季節に左右されず遊べるので多くの人に使ってもらいたい。アスリートの展示も、子どもたちを勇気づけるだろう」と話した。

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