「遊具の森」に元気な声 遠軽の中心市街地 屋内施設「キッズメトロ」開業

施設内中央のメイン遊具「ツリータワー」で遊ぶ子どもたち

施設内中央のメイン遊具「ツリータワー」で遊ぶ子どもたち

【遠軽】町営の屋内遊戯施設「キッズメトロ」が12月21日、町岩見通南2にオープンした。厳しい寒さの中、早速、町内の子どもたち約100人が訪れ、館内はオリジナルの遊具などで遊ぶ元気な声が響いた。

中心市街地のにぎわい創出などを狙い、2012年に閉館した地ビール醸造施設を改修して転用。鉄骨造り2階建ての施設は、「森」をイメージして町産木材などを多用した。大小の滑り台が付いた「ツリータワー」や町のシンボル・瞰望(がんぼう)岩を模したクライミングなどの各種遊具、動物たちが音楽を奏でるからくり時計を設置した。

窓の外に見える瞰望岩を模したクライミング

窓の外に見える瞰望岩を模したクライミング

この日は開館記念式典が行われ、佐々木修一町長らによるテープカットの後、愛称のキッズメトロを考えた町在住の村岡弘さん(78)に記念品が贈られた。

その後、町内公立保育所や認定こども園の子どもたちが続々来館し、思い思いに楽しい時間を過ごした。認定こども園「こころ」の桑山奈桜ちゃん(4)は「二つの滑り台が面白かった。また来たい」と笑顔で話した。

キッズメトロは28日までは遠軽町民限定で開放。29日以降は町外からも利用できる。31日~1月5日は休館。町内小学生1日券100円(町外200円)などで、未就学児はいずれも無料。(元井麻里子)

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