出産・育児の相談窓口を一元化 恵庭市「応援センター」開設

子どもが本を読んだり玩具で遊んだりできるスペースを拡張した「えにわっこ応援センター」

子どもが本を読んだり玩具で遊んだりできるスペースを拡張した「えにわっこ応援センター」

【恵庭】市は6月12日、子育て支援のワンストップ窓口「えにわっこ応援センター」を開設し、妊娠・出産から育児までの期間に必要となる行政手続きの窓口を一元化した。

市役所本庁舎1階にあった子ども未来部のうち、虐待や経済的な悩みに対応する「子ども家庭総合支援拠点」を残し、複合施設「えにあす」内の妊産婦や乳幼児を支援する「子育て世代包括支援センター」の機能を集約した。子ども未来部の他の部署は2階に移設した。

子ども未来部にあった、出産や子育てについて相談できる個室を2室から3室に増やしたほか、子どもが靴を脱いで本を読んだり玩具で遊べたりする場を拡張。新たにコーディネーター役の統括支援員を配置し、担当者間の情報共有を円滑に進める。えにあすで交付していた母子手帳や妊婦健診の交通費助成などに関する手続きも受け付ける。

えにわっこ応援センターの高橋明子センター長は「恵庭は転入者が多いマチ。気軽に相談してもらい、必要な支援先につなげたい」と話している。問い合わせは同センター、電話0123・33・3131(内線1252)へ。(中川渚)

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