真っ赤な実 甘みに笑顔 千歳でイチゴ狩り始まる

青空の下、イチゴを摘む来場者

青空の下、イチゴを摘む来場者

【千歳】市泉郷の農園「花工房あや」で14日、イチゴ狩り体験が始まった。青空の下、親子連れらがさっそく来園し、真っ赤に染まった露地栽培のイチゴを摘んでいた。

同農園では、柔らかくて甘い「宝交早生(ほうこうわせ)」と硬めで味が濃い「けんたろう」を栽培。初日は66人がイチゴ狩りを楽しんだ。札幌市白石区の主婦砂川成江さん(58)は「天気も良く、イチゴは甘くておいしい」と笑顔で摘みとっていた。

市によると、市内にはイチゴ狩りができる農園が5カ所ある。例年は6月中旬から始まるが、今年は4日の暴風雨の影響で苗が絡まるなどイチゴが被害を受けているため、開園を遅らせる所もあるという。「花工房あや」の岡本あや子代表は「うちも例年よりイチゴの量が少なく、早めに終了する日もある。理解してほしい」と話す。

同農園でのイチゴ狩りは6月末までの予定。小学生以上800円、3歳~小学生未満400円、2歳以下無料。問い合わせは同農園(電)0123・29・2087へ。(中川渚)

この記事に関連するタグ

2024
4/26
FRI

Area

北海道外

その他