保育園、マスク対応に苦慮 大人の表情、発達に重要 コロナ対策との両立試行錯誤
2022/07/31口元が見える透明のマスクを着けて子どもと話す保育士=白石中央保育園(石川崇子撮影) 政府が新型コロナウイルス対策のマスク着用指針を緩め、屋外を中心に外すよう呼び掛ける中、道内の保育現場が対応に苦慮している。乳幼児は大人の口元の動きや表情から言葉や心を理解する大切な時期のため、保育士はマスクを着けないのが望ましいが、4歳以下はワクチンを接種できず、屋内では慎重な感染対策が求められるためだ。道内でも感染第7波が勢いを増しており、保育士らは子どもの発達と感染防止をいかに両立させるか、試行錯誤している。
「給食おいしいね」。札幌市の白石中央保育園で6月中旬、口元が見える透明のマスクを着けた保育士がにこやかに話しかけると、園児が笑顔を返した。1歳児を担当する保育士の小川愛香さん(35)は「ご飯を食べるとき、言葉だけでなく、口の動きと表情でも考えを伝えられる。子どももよく口元を見るようになった」と話す。
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