新園舎に元気な歓声 認定こども園オープン 木古内

真新しい「きこない認定こども園」の園舎で遊ぶ園児

真新しい「きこない認定こども園」の園舎で遊ぶ園児

【木古内】幼稚園と保育所の機能を併せ持つ町内初の認定こども園「きこない認定こども園」(52人)が開園した。3月まで木古内保育園を運営していた町内の社会福祉法人「しあわせの家」が園舎を新築し、移行。早速、子どもたちの歓声が響き渡った。

新園舎は鉄筋平屋約660平方メートルで、旧木古内保育園のグラウンドに建てた。建設費は2億3485万円で、一部を町が補助。新園舎は津波などの災害時に屋外の階段で屋上に避難でき、換気機能のある空調設備で新型コロナウイルスにも備える。

4日の開園セレモニーでは関係者約15人がテープカット。多田房子園長は「耐震性などの旧園舎の不安が解消された。園児や保護者が安心できる運営に努めたい」と話す。

永盛保育園が昨年度で閉園したため、町内唯一の保育施設となった。(大庭イサク)

(2022年4月7日 北海道新聞朝刊掲載記事)

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