園児ら英語楽しく体感 富良野・東山保育所 外国人授業始まる

東山保育所でスズキ・ジェシカさんと英語を交えた遊戯を楽しむ園児たち

東山保育所でスズキ・ジェシカさんと英語を交えた遊戯を楽しむ園児たち

【富良野】市内東山地区の住民らでつくるNPO法人「ふらの樹海の里ネットワーク」(萩原秀行代表)は23日、東山保育所で外国人英語講師による授業を始めた。同法人が本年度から導入した事業で、来春まで毎月1回開催する。夏には、小中学生や地域住民を含めた交流会も開く計画だ。

講師はニュージーランド生まれでオーストラリア育ちのスズキ・ジェシカさんで、市内に住み、日本語も堪能。市内のひまわり幼稚園の英語教師や美瑛町の外国語指導助手(ALT)を務めている。

初日は4、5歳が3人ずつと2歳児1人の全園児7人が参加。所内のホールで、音楽に合わせて自分の体を動かして各部位に触りながらヘッド(頭)やニー(ひざ)、トー(つま先)、アイ(目)、マウス(口)などの英語を発音した。

また「ウオーク」のかけ声で歩き、「ランニング」で走ったり、「ストップ」で止まったりする遊戯も歓声を上げながら楽しんでいた。

同ネットワークは、海外からの観光客も多い富良野市の子供たちが、海外の人に積極的に声掛けができるように育ち、将来的に国際交流の担い手になってもらうための教育の一環として、今回の事業を企画した。(福元久幸)

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