北見・温根湯温泉保育園 ボイラー老朽化、他園で合同保育案 保護者ら「なし崩し閉園」警戒
北見市留辺蘂町にある温根湯温泉保育園のボイラーの老朽化が進み、今冬、保育園を閉じて市街地のさかえ保育園で合同保育を行う可能性が浮上している。「温根湯から保育の機能が失われるのは容認できない」と、保護者らはなし崩しに温根湯が閉園されることを警戒。建物の耐震基準を満たさず改修が難しいため、建て替えを求めていく考えだ。
自治区内の市立保育園は温根湯とさかえの2カ所。直線距離で約10キロ離れている。温根湯は1976年、さかえが78年開園で、ともに築40年を超え老朽化が著しい。園児数は温根湯が16人、さかえが17人。このほか、留辺蘂市街地の私立留辺蘂マリア幼稚園が未就学児を受け入れている。
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