Fビレッジの自然探して 「虫」「いいにおいのもの」… アウトドア用品大手、子ども向けに催し

「虫」や「ながいもの」などのテーマに沿ったものを探し、ボールパーク内を散策する園児たち

「虫」や「ながいもの」などのテーマに沿ったものを探し、ボールパーク内を散策する園児たち

【北広島】北海道ボールパークFビレッジ(BP)で、子供たちがBP内の庭園などを歩き、自然に触れる期間限定の企画が行われている。「花」「虫」「いいにおいのもの」「かたいもの」など九つのテーマごとに当てはまるものを探す。5日にはBP内の認定こども園の園児たちが遊びを体験。「良い匂いがする」「アリがいた」―。子どもたちの歓声が響いた。

BP内に店舗を構えるブランド「ザ・ノース・フェイス」を展開するアウトドア用品大手ゴールドウイン(東京)が企画。18日ごろまで行う。

BP内の店舗のストアマネージャーを務める石塚貴弘さんは、企画について「木に触り、葉の揺れる音を聞き、花の匂いをかぐなど自然に親しみ、BPを散策してもらいたい」と話す。

5日に体験したのは「キッズラボ 北海道ボールパークFビレッジ 認定こども園」の園児計22人。

テーマが書かれたA4判のシートを持ってBP内を回った。背の高い花を見つけた子供は興味深そうに花に触り、匂いをかいでいた。中平陽斗(はると)ちゃん(4)は「わくわくする探検ができて、楽しかった」と話した。子ども園の平山拓也施設長は「子どもたちが自ら考え、行動するという主体性を育む良い機会になる」と話した。

企画で使うシートは、BP内のザ・ノース・フェイスの店舗で無料で配布している。BPの運営会社ファイターズスポーツ&エンターテイメント(札幌)とゴールドウインは昨年8月、パートナーシップ契約を締結した。(綱島康之)

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