旬の野菜でランチ 絵本の読み聞かせも 岩見沢の主婦らカフェ開設

「かふぇ ひなたぼっこ」を開設したメンバー

「かふぇ ひなたぼっこ」を開設したメンバー

【岩見沢】市内の主婦ら9人が「かふぇ ひなたぼっこ」(春日町3の3)を今夏開設し、9月から絵本の読み聞かせを始める。「スープとパンとえほんのお店」と銘打ち、旬の野菜を使ったランチを提供し、子ども連れでも気軽に利用しやすいよう絵本やおもちゃも用意。代表の芳賀絹代さん(66)は「年齢問わず、ふらっと寄れる地域の居場所にしたい」と話す。

9人は子育てを終えた主婦らで、生活クラブ生活協同組合の岩見沢支部会員。空いていた一軒家を借りて1階を改装し、カウンターとローテーブル3台を設置、絵本350冊やおもちゃを持ち寄って6月下旬にオープンした。

店では、週替わりのランチを提供しており、旬の野菜を使ったスープをメインに、パン、総菜2品のセットで700円。なるべく化学肥料や農薬を使わない野菜を選び、小さい子どもも食べやすいよう具材は小さく切る。オーガニックコーヒー(400円)や紅茶などもある。

9月からは絵本の読み聞かせを企画した。毎週水曜午前11時から30分間で、予約不要。今後、さまざまなイベントも開催する計画で、芳賀さんは「地域の人が集まって情報交換したり、交流できる場所にしたい」と話している。

営業は火曜~土曜の午前11時半~午後4時。問い合わせは「ひなたぼっこ」、電話080・9612・5883へ。(高木緑)

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