第2子以降は保育料無料 小樽市が9月から 1人目も料金引き下げ

小樽市の迫俊哉市長は7月28日の定例会見で、市の認可保育所と認定こども園(保育部分)の保育料を9月から見直し、2人目以降の子どもの分を全て無料にすると発表した。住民税非課税世帯を除き有料としてきた0~2歳の1人目の保育料についても、一部の所得階層を除き引き下げる。

2人目以降の保育料はこれまで、年収約640万円以上の世帯を対象に有料としていた。迫市長は「医療費の無償化(の対象拡充)も並行して協議している」とし、子育て世帯の負担軽減を進める考えを示した。

2026年度に新設予定の正看護師養成学校の開設場所を巡っては、入居先候補となる大型商業施設ウイングベイ小樽の施設運営会社の小樽ベイシティ開発(OBC)が、学校を運営する医療法人社団「心優会」(留萌)に必要経費などを示した上で、ウイングベイでの開校が可能か判断を待っている状態だと明かした。

当初「6月中」とした学校開設先の方針決定については、「開校に向けて逆算すると夏ごろがタイムリミット。そう遠くない時期に判断されると認識している」と述べた。(阿部里子、河田俊樹)

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