泳ぐすしネタの生態は? 千歳水族館で8月27日まで企画展
【千歳】すしの歴史やすしネタになっている生物の生態を紹介する企画展「泳ぐ寿司ネタ!サケふる亭」が、市内のサケのふるさと千歳水族館(花園2)で開かれている。ミズダコやマダイなど普段同館では見ることのできない生物について、特徴を解説するパネルを見ながら実際に観察できる。
日本の食文化「すし」への理解を深めてもらおうと20種類、約60匹を特別展示している。マアジの展示では、内湾などに生息するキアジの方が、沖合を回遊するクロアジより脂がのっていておいしいことをパネルで説明。にぎりずしの写真をタッチすると、すしネタになった魚の写真に画面が変わるクイズ形式の展示や、サケをさばく動画などもある。
家族と北海道旅行しているシンガポール在住の月岡喜咲さん(11)は「実際の魚は、食べているすしと見た目が全然違って面白かった」と話した。
8月27日まで。開館時間は午前9時から午後5時まで。(工藤さえら)
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