おむつ園内処分に補助金 苫小牧市、子育て支援で 保護者歓迎「負担減る」
使用済みおむつを処分する拓勇おひさま保育園の保育士
保育所などで使用済みのおむつを、保護者の持ち帰りではなく園内で処分する動きを促進しようと、苫小牧市は処理費用を助成する制度を始める。6月27日の定例市議会で、事業費60万円を計上した本年度一般会計補正予算が成立した。保護者からは「帰りに使用済みおむつを持ち歩く負担が減る」と喜びの声が上がっている。
市内の認可保育所や認定こども園など38園が対象。0～2歳の園児1人が1日におむつを4回使用する想定で本年度にかかる処分費用を算出し、算出額の3分の2を助成する。8月以降に申請を受け付け、すでに園内で処分していた場合、4月以降であれば、さかのぼって助成を請求できる。市こども育成課の斎藤俊雄課長は「園内処分を希望する保護者の声は大きいと聞く。子育て支援の充実につながれば」としている。厚労省が…
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