お魚身近に感じて 登別マリンパークニクスに新コーナー

箱メガネでタッチプールに泳ぐ淡水魚を観察する子どもたち

【登別】登別市の水族館「登別マリンパークニクス」で、子どもたちが魚と触れ合える新コーナー「Piilo(ぴーろ)」が4月29日、オープンした。淡水魚にじかに触ったり、釣りゲームを楽しんだりする水槽があり、初日から多くの家族連れが訪れた。

「ぴーろ」はフィンランド語で「隠れ場所」の意味。内装は北欧の森をイメージし、同館にあるメインの建物「ニクス城」のミニチュアを置き、その周りに堀のように水槽「タッチプール」を配置した。

人の古い角質を食べるドクターフィッシュなど5種類の淡水魚に触れられ、子どもたちは水槽に手を入れていたほか、箱メガネで水中の魚に見入っていた。このほか、おもちゃの魚を釣り上げて遊ぶ「トイプール」などがある。

札幌市から来た発寒西小1年の大村咲貴さん(6)は「ドクターフィッシュに触るのは初めて。くすぐったいけど気持ちいい」。吉仲敦史館長は「生き物と触れ合う第一歩として楽しんでほしい」と話した。(村上真緒)

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