早来学園の図書室、地域住民に開放 4月から5万冊閲覧・貸出
【安平】4月に開校する小中一貫の義務教育学校「町立早来学園」(早来大町)で同月1日から、図書室を地域住民が利用できるようになる。
図書室には、早来学園に統合される早来中、安平小、遠浅小、早来小に加え、早来町民センター図書室の蔵書を集約し、計5万冊を閲覧できる。同センター図書室の利用者カードで本を借りることができ、無人貸出機も導入した。
飲食物の持ち込み可能な交流スペースや公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」を整備。図書室司書の岩井昌子さん(69)は「大人と子どもが本を通じて、交流する場になってほしい」と話した。
開室時間は午前9時~午後9時。年末年始と蔵書点検日を除き毎日開室する。(磯田直希)
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