プロ仕様カメラに照明、自分で撮影楽しんで 北見にセルフ写真館 「友人や家族と自由に」

道上さんらが開いたセルフ写真館「アソビバ」

道上さんらが開いたセルフ写真館「アソビバ」

北見市のフリーカメラマン、道上(みちうえ)慎一さんと河口広行さんが、プロ仕様のカメラと照明がセットされた部屋で、自らシャッターを切って撮影するセルフ写真館「アソビバ」(美芳町9)を開設した。セルフ写真館は管内初とみられ、「本格的な機材で友人や家族で自由に写真を撮り、遊ぶ場として使ってもらえれば」と話している。

道上さんは市内の写真館で学校カメラマンとして撮影に携わってきた。河口さんは元高校教諭で、市内の高校で講師を務める。2人は「ソトフォト」と名付けたユニットを組み、学校などの依頼で撮影を行っている。

セルフ写真館は韓国が発祥で若者らに人気がある。国内では、東京をはじめ札幌や旭川にもあるという。

地元に子供たちが楽しめる場所が少ないと感じていた2人は、北見にも作ろうと計画。昨年12月に旭川の写真館を見学し、卒業式シーズンに需要があることが分かり、ソトフォトの事務所を兼ねたスタジオを4日にオープンした。

20平方メートルほどのスペースには、一眼レフのカメラや撮影した写真を見ることの出来るパソコン、照明のほか風船といった小物、鏡などを配備。撮影した写真はデータで受け取ることができる。道上さんは「小物を持ち込んでも構わない。自分たちだけで自由に撮影すれば、表情が硬くならずに撮れます」とPRしている。

完全予約制で1人1時間1500円(機材説明やデータ渡しの時間も含む)。予約はインスタグラムのセルフ写真館「アソビバ」のページから。土日は午前11時~午後8時、水―金は午後4時~午後8時、月火休み。問い合わせはアソビバ、電話080・5439・6192へ。

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