子育てママ 初のワークショップ 西の里・虹ケ丘子ども会 24日に

ワークショップで体験できる作品を手に来場を呼び掛ける笹原伊久美さん

ワークショップで体験できる作品を手に来場を呼び掛ける笹原伊久美さん

【北広島】子育て中の母親らでつくる「西の里・虹ケ丘子ども会」は24日午前10時から午後3時まで、北広島市の西の里会館(西の里南1)で雑貨づくりなどを体験できるワークショップを初めて開く。育児中の女性が趣味や特技を生かして講師を務め、子供たちも楽しめる場にする。将来的には定期開催を目指し、活動の輪を市内全域に広げたい考えだ。

趣味生かしリース、雑貨作り

イベント名は「北広島 KIDS 冬休みワークショップ」。手作り雑貨のイベントなどへの出店経験がある、北広島や札幌在住の女性4人が講師を務める。ミニリースや窓辺に飾るインテリア雑貨、火を使わずに香りを楽しむアロマキャンドル、コーヒーの入れ方などを体験できる。

同会の前身は西の里地区を拠点とした未就学児向けの子育てサークルで、3年前に発足した。子育てをしながら、雑貨づくりを楽しむ女性がいることから、活躍の場を作ろうとワークショップを企画。

今後は夏と冬の年2回の開催を目指し、雑貨以外の知識や技術を持つ女性にも参加を呼び掛ける。ワークショップで講師を務め、7歳と5歳を育てる同会の笹原伊久美さん(37)は「潜在的なニーズを掘り起こし、数年かけて地道に広げたい」と話している。

市によると「子育て中の母親らがこうしたイベントを開く例は数少ない」(社会教育課)という。

ワークショップの講座の時間は1回当たり30分から1時間で、料金は1回500~千円程度。予約優先だが、定員に空きがあれば当日も受け付ける。申し込みや問い合わせは、笹原さんikuikuminngo@yahoo.co.jpへ。(阿部里子)

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