遠軽町スポーツ協会、4日からスノーラフティング体験会 子どもたちに冬の遊び提供

スノーラフティングの試乗をする子どもたち=1月29日、遠軽町湧別川河川敷

【遠軽】NPO法人遠軽町スポーツ協会は2月4、5、11、12日の4日間、スノーボービルでゴムボートを引っ張る「スノーラフティング体験」を湧別川河川敷パークゴルフ場などで初開催する。試乗で町内の小学生らがスピード感やボートの乗り心地を体感し、評判は上々。厳寒期の屋外イベントとして注目されそうだ。

スノーラフティングは、スノーモービルが引っ張るゴムボートに乗って雪の中を疾走する冬の遊び。町内で初の試みで、同協会は船底を補強した専用ボートを新たに購入した。コースは、えんがるテニスコート(東町1)を出発し、パークゴルフ場などを回る約3キロ。この時期は車の往来もなく一面の銀世界を楽しめる。

1月29日に試乗が行われ、関係者の家族ら約20人が参加。時速30~40キロで走るスノーモービルがカーブを切るたびに、後ろのボートが右へ左へと大きく滑り、子どもたちから歓声が上がった。南小3年の村上聖奈さんは「思ったより速い。また乗りたい」と目を輝かせた。

同協会は1952年に町体育連盟として創立。現在は町からの指定管理を受けて体育施設の運営などを担う。70周年を迎える新年度、さまざまな記念行事を計画している。佐渡淳道会長は「まずはコロナ禍で家にこもりがちな子どもたちに冬の遊びを楽しんでもらいたい」と話している。

スノーラフティング体験は各日とも午前10時~午後2時40分。予約可能。遠軽、湧別、佐呂間の各町民は3歳~中学生300円(3町以外は500円)、高校生以上500円(同千円)。問い合わせは同協会、電話0158・42・1903へ。

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