札幌市のドライブスルー方式小児発熱外来、12月25日から中央区内に開設

札幌市は12月23日、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備え、札幌市医師会と準備している「ドライブスルー方式」の小児向け発熱外来について、12月25日~来年3月26日のうち日曜・祝日と年末年始の12月29日~1月3日に開設すると発表した。場所は中央区内で、詳細は予約者に知らせる。

対象は6~12歳で、診療時間は午前9時半~11時半と午後1時~3時。車に乗ったままコロナとインフルエンザの感染の有無を同時検査でき、症状に応じた薬の処方が受けられる。受診枠は1日最大100人程度。予約は受診前日の午前9時半から、札幌市医師会と札幌市のホームページで申し込む。

札幌市が23日に発表した新型コロナの新規感染者数は1866人。減少傾向だが、依然高水準にある。市内の定点医療機関のインフルエンザ患者数は平均0.82人(12~18日)まで上昇しており、流行入りの目安となる1.00人に迫っている。

札幌市は年末年始の12月29日~1月3日、通常の内科と小児科の休日当番に加え、発熱外来の輪番体制も組む。秋元克広市長は23日の記者会見で「発熱外来は高齢者や妊婦、子どもらリスクの高い方が対象。その他の方は自己検査や感染に備えた解熱薬の準備をお願いしたい」と述べた。(水野富仁)

◎小児ドライブスルー発熱外来の予約はこちら(札幌市ホームページ)

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