クマのトリックアートで記念写真 のぼりべつクマ牧場に新スポット

新設のフォトリックアート体験ゾーンを楽しむ子どもたち

【登別温泉】登別市の「のぼりべつクマ牧場」(登別温泉町)は19日、クマのトリックアート(だまし絵)の撮影スポットを開設し、来場者が給餌に参加できる体験メニューを始めた。

ヒグマ博物館に新設したフォトリックアート体験ゾーンでは、目の錯覚を利用したトリックアート5点を展示。親子連れの来場者らがクマと並んだ迫力ある写真を撮った。

クマ山ステージにあるクマのアスレチックでは、来場者が飼育員に代わって丸太やタイヤに餌を置き、クマが食べる様子を見ることができるようになった。

「体験型行動展示」といわれる手法で、知らない人間の給餌にクマがなれるよう実験を繰り返して実現にこぎつけた。午前と午後の1日2回、行われる。

ガラス越しにクマを観察できる「ヒトのオリ」には、SNSへの写真投稿を意識して、「おやつくれ!」「なまら やべーべや」など、来場者がクマにかざして記念撮影できる手持ちの吹き出しを用意した。

牧場の広報担当者は「わくわくする体験を届け、SNSで取り上げてもらうなどして新たなお客さまに知ってもらいたい」と話した。(村上真緒)

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