「すみっコぐらし」稚内の観光大使に 人気キャラ誕生10周年記念
【稚内】人気キャラクター「すみっコぐらし」が稚内市の観光大使を務めることになった。12月から1年間、観光ポスターなどに登場し、マチの魅力を全国に発信する予定。キャラクター誕生10周年を記念し、メーカーが「都道府県のすみっこ」にあったり、地名に「すみ」がついたりする「すみっこまち」を募り、全国の自治体などの中から本土最北端の稚内を含む5件を選んだ。
すみっコぐらしは2012年、キャラクター製作や関連商品販売などを手掛ける「サンエックス」(東京)が発表した。電車の座席などで端に座りたがる控えめな日本人がヒント。寒がりで人見知りの「しろくま」、恥ずかしがり屋で気弱な「ねこ」、硬くて食べ残される「えびふらいのしっぽ」といったキャラクターが文房具などに商品化され、人気を集めている。
このうち稚内の観光大使を務めるのは「ねこ」。観光ポスターやガイドマップなどにあしらわれ、観光スポットの魅力をかわいらしくPRする見通し。応募したのは、市や稚内観光協会などでつくる「わっかない観光活性化促進協議会」。猫は魚が好物だけに「稚内のおいしい魚などをたくさん食べ、稚内を思いっきり盛り上げてほしい」と期待を込める。
「すみっこまち」は同社が3~6月に募集。応募件数は非公表だが、稚内市は、本州の最西端にある下関市(山口)、大隅半島(鹿児島)、岡山県の南端にある倉敷市、東京都墨田区(東京)とともに選ばれた。観光大使の期間中、各自治体などはキャラクターの意匠権を無償利用できる。
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