絵本のまち、人の交流が宝 剣淵・絵本の館20周年、PRに力 人気作家招き催し

さまざまな絵本が並ぶ剣淵町絵本の館

【剣淵】町絵本の館が、2004年6月の移転新築から20周年を迎えた。絵本の蔵書数は全道でも屈指の約4万2千冊。絵本作家本人が訪れて住民と交流したり、読み聞かせをしたりするなど、住民主体による「絵本の里づくり」活動の拠点としての役割を担ってきた。近年は読書離れやコロナ禍の影響で来館者数が減少。節目となる本年度、関係者は記念行事などを企画するほか、町が全国でも例のない「絵本の里条例」の制定を目指すなど、あらためて活動の浸透を図りたい考えだ。

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