妊活や子育て中の人支えたい 北見の助産師・長谷川さんがサロン開業

妊活や産後をサポートするサロンを開いた長谷川桂子さん。「ゆるっと楽しく続ける」がモットー

北見市朝日町の助産師長谷川桂子さん(36)が、妊娠を望む人や妊娠、子育て中の人をサポートするサロン「青い小鳥」を開業した。家事と育児に追われ産後うつを発症して市内の病院を退職した自身の経験から「完璧じゃなくていい」と助言し、その人の悩みに寄り添う。食事や心の健康面から妊娠しやすい体づくりを大切にする。


長谷川さんは、長女を出産して復職後、職場でミスをしたり、子どもの体調不良に合わせて出勤を見合わせたりするうちに気持ちが沈んでいった。常に不安で夜も眠れなくなり、うつの診断を受け、病院を退職した。


2人目となる長男を出産した後「子育てに悩む人のために何かできないか」と思案。妊婦にマッサージをして喜ばれた経験から、「自分がしたいことを仕事にしよう」と4月に開業した。


心身共にサポートできるように、オンラインのカウンセリング講座で学び、対話に生かしている。不妊で悩む人に対しては「体に妊娠できる力を付けることが大切」と説明し、体質改善に向けた食事指導や無理のない範囲でレシピを提案する。自律神経を整えるために足裏や下半身のマッサージなどを実践する。


妊娠しやすい体づくりには、短くても3カ月はかかるため、無理せずに続けることを重んじる。「無理をして夫婦関係がぎくしゃくしたら逆効果。その人に寄り添いながら、一緒に頑張っていきた

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