冬休み初日、広がる笑顔 札幌の科学館で親子向けイベント

静電気で立ち上がる紙人形(手前)に笑顔を見せる子どもたち(札幌市青少年科学館、北波智史撮影)
札幌管内の多くの小中学校が冬休み入りした12月26日、各施設が主催するイベントは親子連れなどでにぎわった。札幌市青少年科学館(厚別区)でサイエンスショーが行われ、下水道科学館(北区)ではクイズラリーが始まるなど、楽しみながら学べるイベントに子どもたちの笑顔が広がった。
青少年科学館のサイエンスショーでは、職員が毛皮とビニールをこすって静電気を発生させて紙人形を動かすと、子どもたちから「おおー」と歓声が上がった。祖父母宅に母親と帰省した東京都杉並区の岡崎裕太さん(6)は、妹と一緒にショーを見て「ビリビリ音がして面白かった」と喜んだ。
下水道科学館では、「マンホールのふたはなぜ丸いの?」などのクイズが5問書かれたカードを手に、子どもたちが答えを探して展示に見入っていた。同館職員の中島由美子さん(57)は「館内を隅々まで見て、学びにつなげてほしい」と話した。
下水道科学館のクイズラリーは来年1月13日まで。カードは午前9時半~午後3時半に配る。全問正解すると自由帳などの記念品がもらえる。
市青少年科学館の静電気のサイエンスショーは、3月31日までの営業日(土曜除く)に連日開催する。
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