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地震、火事、暴風…模擬体験を通じて防災を学べる施設「札幌市民防災センター」(札幌市白石区)

札幌市民防災センター

大きなはしご車と公益財団法人札幌市防災協会のマスコットキャラクター「ボーサちゃん」

札幌を想定した災害を摸擬体験!
見て、触れて、災害に備えよう

防火や防災について学べる「札幌市民防災センター」は、地下鉄東西線南郷7丁目駅から徒歩3分のところにあります。「見て、触れて、体験し、学ぼう」というコンセプトのもと、さまざまな災害の模擬体験を通して、地震や火災などに遭遇した時に自分自身の身を守るために必要な知識や経験を積むことができる施設です。

白石消防署の車庫内を上から見学することができます

白石消防署の車庫内を上から見学することができます

館内に入ってまず目に飛び込んでくるのは、大きなはしご車。このはしご車は、2002年まで実際に使用されていたもので、運転席に座ってサイレンを鳴らしたり、無線の交信を聞いたり、展示されている消防服やヘルメットを着用したりして、記念撮影をすることもできます。同じ建物内に白石消防署が併設しているため、車庫内を上から見学することもでき、タイミングが合えば、訓練している様子や出動の瞬間を目にすることも。

大きな揺れを体験できるコーナー「地震体験コーナー」

大きな揺れを体験できる「地震体験コーナー」。クッションで頭を守るなど、地震発生時の行動をシミュレーションしてみよう

1階にある「地震体験コーナー」では、震度3から7までの揺れを再現。地震発生時から揺れが収まった後の基本行動までを学べるため、実際に地震が起きた時の行動を家族で再確認するにはピッタリ。東日本大震災などの過去に発生した地震や、札幌を震源として想定した地震、高層の建物で起きる長周期地震動など8種類の地震の揺れを体験できます。

小学3年生以上を対象とした「消火体験コーナー」

模擬消火器を使って初期消火の方法を学ぶことができる「消火体験コーナー」

小学3年生以上が対象の「消火体験コーナー」では、プロジェクションマッピングで映し出された火を模擬消火器を使って消火する体験を通じて、家庭で起こりやすい火災を防ぐ方法を学べます。

3Dメガネを使った「暴風体験コーナー」

3Dメガネで映像を見ながら体験する「暴風体験コーナー」は、災害現場にいるような臨場感があります

その他にも、台風並みの暴風を体験することができる「暴風体験コーナー」では、実際に風速10メートルから30メートルまでの強い風を受けて、その強さを感じられます。地球温暖化により、道内でも台風や大雨などの災害が増える可能性があるといわれているので、模擬体験を通じて暴風による災害の危険性を知り、身を守る方法を学んでおきたいですね。

「煙避難体験コーナー」では、避難後「振り返りモニター」で、自分の避難の様子を確認できます

「煙避難体験コーナー」では、避難後「振り返りモニター」で、自分の避難の様子を確認できます

「煙避難体験コーナー」では、煙が充満し、停電で暗くなった建物の中で、煙を吸い込まないよう体を低くする避難姿勢が実践できたり、「救急体験コーナー」では、訓練用の人形を使って、心肺蘇生の仕方やAEDの操作方法を実際に体験しながら学んだりできます。

AEDの使い方が学べる「救急体験コーナー」

心肺蘇生やAEDの使い方など、救命処置の一連の流れを解説映像を見ながら体験できる「救急体験コーナー」

また、ミニシアターのような「災害バーチャル体験コーナー」では、災害発生時の瞬間を再現するため、CGを用いた立体映像を使用。上映中は風が吹くなど、よりリアルな体験が可能です。

座席が振動する「災害バーチャル体験コーナー」

災害発生の瞬間を風の演出とともにCGを使った迫力のある立体映像で体感することができる「災害バーチャル体験コーナー」

札幌で災害が発生した場合の被害を想定した「学習コーナー」や、2024年1月1日に発生した能登半島地震の実際の写真を展示した「能登半島地震災害ライヴラリ」、100冊以上もの防災に関する図鑑や絵本などもあり、遊び要素だけではなく、災害に対するしっかりとした知識が学べるようになっています。

パネルやモニターで災害について知ることができる「学習コーナー」

パネルやモニターで災害について知ることができる「学習コーナー」

冬休み期間中の12月26日から1月14日には、防災○×クイズなど冬休み特別イベントを実施します。小学生以下の子どもには、ちょっとしたプレゼントも配布予定。この機会に家族で防災に対する知識を深めてみてはいかがでしょうか。

(画像提供:札幌市民防災センター)

施設情報

以下の情報は最新ではない可能性もあります。お出かけ前に最新の公式情報を必ずご確認ください。
名称
札幌市民防災センター
所在地 
北海道札幌市白石区南郷通6丁目北2-1
営業時間
9:30~16:30
休館日
第1、3月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金
入館無料
予約
予約不要(事前予約不可)
※10人以上は電話予約が必要
電話番号
011-868-3535(受付時間 8:45〜17:15)
公式サイト
https://www.119.or.jp/sapporo-preventioncenter/
アクセス
札幌市営地下鉄東西線「南郷7丁目」駅1番出口より徒歩3分
北海道中央バス(澄78系統白25系統)「南郷通6丁目」前
駐車場
あり(無料)
設備・特徴
  • トイレあり

  • ベビーカー入場可

  • 授乳室あり

  • おむつ替え台あり

  • 自動販売機あり

  • 荷物の預け可

  • 多目的トイレあり

  • 雨でもOK

施設・設備
おむつ替え台は多目的トイレ内、授乳室は休憩室にあります。
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