\大切なお知らせ/

mamatalkは2025年9月末をもって
サービスを終了いたします。
一部の記事は MouLa HOKKAIDO にて
引き続きご覧いただけます。

これまでのご利用、
本当にありがとうございました。

【江別】旧町村農場がリニューアルオープン! キッズスペースやカフェが登場

酪農の歴史を学べる江別市の見学施設「旧町村農場」が、2024年6月6日にリニューアルオープン。「牛づくりの神様」と呼ばれ、北海道の酪農の礎を築いたとされる故町村敬貴氏の足跡や開拓時代の酪農を紹介する展示施設に加え、牛舎を活用した広いキッズスペースや町村農場のミルクを使ったソフトクリームが味わえるカフェなどが登場しました。芝生の庭では、外遊びやピクニックも。家族でお出かけしたくなる旧町村農場を紹介します。

学んで、遊んで、みんなで集える!
新しくなった旧町村農場

  • 旧町村農場のある江別市いずみ野は札幌市中心部から車で約50分

  • ピンク色の壁がかわいい第一牛舎

6月6日にリニューアルオープンした江別市いずみ野にある旧町村農場。1928年に故町村敬貴氏が建てた農場で、91年に農場機能が市内の篠津に移転した後、復元・整備され酪農の歴史を伝える施設として一般公開されていました。老朽化に伴い、2022年から休館し改修工事が行われていましたが、ついに完成。より魅力ある施設に生まれ変わりました。

ピンク色の壁がかわいい「第一牛舎」内は、これまで同様に町村農場の歴史を紹介する施設。新たに創業者・町村敬貴氏の生い立ちや酪農の歴史を伝えるパネルを展示し、スマートフォンでQRコードを読み取れば動画と連動して詳しい解説を見ることができます。

  • 第一牛舎では町村農場の歴史を紹介

  • 模型の牛がお出迎えしてくれます

  • 昭和初期に使われていた酪農にまつわる道具を展示

「土づくり・草づくり・牛づくり」に信念を持って取り組み、北海道の酪農発展に大きく貢献した町村敬貴氏。「牛づくりの神様」の功績を分かりやすく学べる施設です。開拓当時の写真や本物の農機具も展示されているので、パパやママも生まれていなかった時代の北海道の暮らしに触れられます。

子連れにうれしい屋内キッズスペースでのびのび遊ぼう!

靴を脱いで上がる広々としたキッズスペース

靴を脱いで上がる広々としたキッズスペース。床には芝をイメージしたカーペットが敷かれています

今回、リニューアルの目玉のひとつは、新たに屋内キッズスペースができたこと。「第一牛舎」の展示スペースを進むと、その奥にキッズスペースが広がっています。靴を脱いで上がるスタイルで、やわらかい床はハイハイ期の赤ちゃんにも優しい造り。古い牛舎を活用していますが、柱にはマットを巻いて事故の危険性を軽減しています。

スペース内には、昨年リニューアルした市内の子育てひろば「ぽこ あ ぽこ」から寄贈された木のおもちゃがいっぱい。木の玉プールや、木製ミニキッチンなどのおままごと道具、木馬などに加え、農場らしく動物型のイスも。体を動かせるマットもあるので、子どもたちが飽きずに遊べる施設です。

市内から来たイロハちゃん(1歳10カ月)とパパ。この日初めて訪れたそうです

市内から来たイロハちゃん(1歳10カ月)とパパ。お散歩ついでにこの日初めて訪れたそうです

平日は市内からお散歩がてらに訪れる親子が多く、思い思いの時間を過ごしていました。1歳10カ月の女の子を連れて木の玉プールで遊んでいた市内在住のパパは「初めて来てみましたが、静かで遊びやすいのでまた来たいですね」と笑顔を見せてくれました。

またキッズスペース内には授乳室があり、カーテンで仕切られた授乳スペースとおむつ替え台が。赤ちゃん連れのパパ・ママも、安心して過ごすことができます。

シャボン玉を追いかけて遊ぶ子どもたちの姿も。写真奥に見える建物にキッズスペースがあります

第一牛舎の隣には、子どもたちが自由に走り回ったり、鬼ごっこをしたりと思い思いに過ごすことができる芝生スペースも。レジャーシートを持参してピクニックを楽しむのもおすすめです。

旧町村邸のカフェでソフトクリームやコーヒー片手にひと休み

そして今回のリニューアルで、敷地内にある旧町村邸が新たに一般公開されました。中には町村農場の牛乳をベースにしたソフトクリームやカフェラテなどを味わえるカフェ「SaLooN Machimura(サルーン マチムラ)」、江別の特産品などを扱う物販スペースがオープン。購入したものは、邸宅内の休憩スペースや外の芝生で楽しむことができます。

また、邸宅内には大小のフリースペースがあり、無料で開放されているほか、個展やサークル活動など、イベント利用には格安で貸出も。さらにフィンランド生まれの新しいスポーツ「モルック」の体験会も定期的に実施しています。無料で道具を借りられるので、敷地内で自由にプレイすることも。日によってはモルック指導員からルール説明を受けることが可能です。

モルックの道具。日によってはモルック指導員からルール説明を受けることも可能です

モルックの道具。旧町村邸宅の出入口で借りることができます

さまざまな楽しみ方ができるようになった、旧町村農場。見学施設や邸宅周辺は原生林を生かした緑豊かな公園になっていて、ピクニックも楽しめます。暑い日でも、大きな木の下の木陰は涼しく、心地よい風が吹き渡ります。この夏のお出かけ先候補に加えてみませんか。

施設情報

以下の情報は最新ではない可能性もあります。お出かけ前に最新の公式情報を必ずご確認ください。
名称
江別市旧町村農場
所在地
北海道江別市いずみ野25番地の1
営業時間
9:00〜17:00
カフェは10:00〜16:00(ラストオーダー15:30)
休館日
毎週月曜日(祝休日の場合は直後の平日)
年末年始(12月29日~1月3日)
※第一牛舎・製酪室(11月24日~4月28日)
入館料
無料
電話番号
011-807-8156
公式サイト
https://kyumachimura.com/
アクセス
JR江別駅よりバスで約5分、下車後徒歩約1分
駐車場
あり(無料・30台)
設備・特徴
  • トイレあり

  • ベビーカー入場可

  • 授乳室あり

  • おむつ替え台あり

  • キッズスペースあり

  • 休憩所あり

  • 絵本orおもちゃあり

  • Wi-Fiあり

  • 多目的トイレあり

  • 雨でもOK

  • キッズメニューあり

  • 車椅子用トイレあり

地図

Staff Credit
取材・文/片桐さやか 撮影/菅原マキ

この記事に関連するタグ

Ranking

  • すべて
  • お出かけ
2025
9/6
SAT

Area

北海道外

その他