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「こども本の森」完成イメージ発表 北大構内の図書施設 安藤忠雄さん設計

「こども本の森 札幌・北大」の完成イメージ(安藤忠雄建築研究所提供)

札幌市は9日、世界的建築家の安藤忠雄さん(83)が北海道大学構内に設計、建設する図書施設の名称を「こども本の森 札幌・北大」とする案と完成イメージを発表した。北大と市が共同で運営する予定で、2026年夏の開館を目指す。

同日、北大構内で開かれた発表会には、札幌市の秋元克広市長と北大の宝金清博学長らが出席し、安藤さんもオンラインで参加した。

名称案について秋元市長は「(安藤さんが全国で手がける)『こども本の森』を基本とし、札幌市の市立図書館という位置づけと北大の構内に設置される三つの要素を組み合わせた」と説明。近く市議会で図書館条例改正案を審議し、名称を正式決定する。

壁の大部分がガラス張りで、天井の高さまである本棚が特徴の完成イメージも発表された。安藤さんは「ここで本を読み、北海道から世界に向けて発信する気持ちを持ってほしい」と語った。

同施設は3月に北大南門近くで着工し、鉄骨造りで地上1階建て、床面積約350平方メートル。蔵書は1万5千冊程度で、施設内での閲覧のみとする予定だ。

取材・文/竹田菜七(北海道新聞記者)

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