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道産木材、椅子作りで親しんで 苫小牧の団体、6月に親子向け催し

佐藤会長(右端)に椅子作りに使う木材を手渡す吉田社長(左端)

子どもに毎年、手作りの木製椅子を贈っている苫小牧の社会貢献団体「ハスカップ青春の集い」(佐藤守会長)は6月1日、椅子作りの体験イベントを初めて開催する。椅子の組み立てを通じて親子が触れ合い、子どもに達成感を味わってもらう目的。参加する親子を募集している。使用する木材は、苫小牧の道内製材大手ヨシダ(吉田良弘社長)が寄贈した。

団体は2020年から、健やかな成長を願い、希望する子どもに背もたれを含めた高さ45センチの椅子を贈っている。

体験イベントは「親子ふれあい子ども椅子作り大会」。ヨシダが寄贈したトドマツの端材を使い、団体の理事で市内の大工水谷昇さん(81)が、脚や座面といった椅子の各パーツに加工して、20個分を用意する。

親子で組み立てた椅子をもらえるほか、木工職人がかんながけを指導し、上手な子ども3人に景品を贈る計画もある。

2日、ヨシダを訪れた佐藤会長に木材が贈呈された。佐藤会長は「子どもは家庭や地域の宝だと認識してもらえるような活動を続けていきたい」、吉田社長は「北海道の木に親しんでもらうきっかけになれば」と話した。

団体はイベントに参加する小学生以下の20人と、その親を募集している。往復はがきに子どもの氏名、学校名、学年、保護者の氏名、電話番号を記し、苫小牧市糸井81の3、「岡部工務店 親子椅子作り係」へ送る。申し込みは今月30日まで。先着順。問い合わせは同店、電話0144・73・1442へ。

取材・文/勝間田翔(北海道新聞記者)

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