道の駅「しらぬか恋問」 4月29日移転オープン 地元グルメや大型遊具

背後に太平洋が広がる位置に新築中の道の駅「しらぬか恋問」。建物はほぼ完成した
【白糠】町が移転新築中の道の駅「しらぬか恋問」(恋問3)が、4月29日にオープンすることが決まった。野外に大型遊具やドッグラン、館内に太平洋を一望するフィンランド式サウナを新たに備える。現道の駅の営業は2月28日まで。
新道の駅は、現道の駅から西に約500メートルの同じ国道38号沿いに建設中。建物はほぼ完成し、今後内装などを進める。
鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積1800平方メートルで1992年完成の現在(同825平方メートル)と比べ2倍以上に。約120席のフードコートを設け、町産エゾシカ肉やツブ、タコの料理などが味わえる。現道の駅で営業中の名物「この豚丼」で知られる「レストランむ~んらいと」も残る。町産の水産加工品やチーズ、農産物などの物販スペースもある。
サウナは男女各定員10人程度。水風呂とシャワー、野外に「ととのう」テラスも設置した。
野外「キッズスペース」はチューブスライダーなど大型遊具をそろえた。駐車場は現行約70台から約200台に拡大した。総工費は24億5千万円。
昨年12月の道東道延伸で道央圏などから釧路市へのアクセスが向上した。町経済部は「市内に入った観光客にも、新しい道の駅を楽しんでほしい」と大型連休に向けPRを強化する。
現道の駅の24時間トイレと駐車場は、4月28日まで利用できる。
取材・文/佐竹直子 (北海道新聞記者)
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