おたる運河ロードレース参加枠拡大 小学校低学年から可能に 順位競わない「ファンラン」新設

多くのランナーでにぎわった昨年のおたる運河ロードレース大会
小樽運河や小樽港周辺を駆け抜ける恒例の「第37回おたる運河ロードレース」(実行委主催)が6月15日に開かれる。今年は小学校低学年から参加できるよう枠を広げるほか、順位を競わず参加者が自由に走れる「ファンラン」を新たに設ける。実行委は参加者を募集している。
ロードレースは小樽港開港90周年を記念して1989年に始まり、昨年は市内外のランナー約1900人が参加した。
レースは年齢別に「10キロ」「5キロ」「2.3キロ」の3種目。「2.3キロ」は昨年まで「2キロ」としていたが、「距離が長いのでは」との参加者の声があったことから再測定して改めた。
昨年まで小学生は3~6年生の枠のみだったが、今年は1~3年と4~6年の枠を設け、全学年が「2.3キロ」に参加できるようにした。「10キロ」「5キロ」で昨年まで同じ区分だった「50~59歳」「60歳以上」を分ける。
順位を競わない「ファンラン」は「2.3キロ」に設定し、15歳以上(中学生を除く)がエントリー可能。親が小学生部門の子どもと一緒に走ったり、仮装するなど自由に参加できる。
実行委は「市民だけでなく観光客の参加も多い。幅広い人たちが楽しめるレースにしたい」として参加を呼び掛けている。申し込みは4月30日までで、専用サイトや郵送などで受け付ける。
問い合わせは事務局の市教委生涯スポーツ課、電話0134・32・4111(内線7318、7415)へ。
取材・文/ 久慈陽太郎(北海道新聞記者)
この記事に関連するタグ
What’s New
- ニュース
- ALL
Editor's pick up
Ranking
- すべて
- ニュース
2025
9/6
SAT
Area
道央
小樽・ニセコ・積丹