大きなかばくん、ダイナミックに 札幌で人形劇フェス2月8日開幕

本番に向けて人形劇の稽古をする出演者たち
大きな人形を動かして感情豊かに表現する「人形劇フェスティバル2025年さっぽろ冬の祭典」(札幌人形劇協議会主催)が8日、札幌市東区の札幌市こどもの劇場やまびこ座(北27東15)で開幕する。公演に向けて出演者たちは稽古に励んでいる。
今年で46回目。演目は、大きなくしゃみで友だちを吹き飛ばしてしまうカバと仲間の交流を描く「はっくしょんしてよ かばくん」。劇中では道内出身のバイオリニストらが音楽を担当し、公演後はミニコンサートも行う。
やまびこ座で1月下旬に行われた稽古では、20~60代の出演者ら12人が、約1メートルの大きさのカバやクマなどの人形を使って動き方などを確認していた。人形は、9年前に同じ演目を上演した際に手作りしたもので、出演者たちが、ほつれを直すなど丁寧に修理して思いを継いでいる。
人形劇の出演は3回目という同市東区の公務員馬渡はるかさん(26)は「人形の動きだけで表情が伝わるように工夫したので、ぜひ見に来てほしい」と話す。
公演は8、9日にやまびこ座、15、16日に札幌市教育文化会館(中央区北1西13)で行う。各日とも午前11時と午後2時からの2回公演で、入場料は3歳以上1500円(前売り券は1200円)。ペア券は2200円で予約販売のみ。購入は同協議会や道新プレイガイドでも受け付ける。問い合わせは同協議会、電話011・753・2858へ。
取材・文/美馬蒔葉(北海道新聞記者)
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