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新十津川「住み続けたい街」子育て・教育部門で全道1位 町「給食、医療費無償化など奏功」

新十津川町内で開かれた冬休みに勉強する行事から帰る子どもたち

【新十津川】リクルート(東京)は、「SUUMO住み続けたい街ランキング2024 北海道版」をまとめた。まちの魅力を評価するランキングで、新十津川町が子育て環境と教育環境の部門で1位になった。町は「子育てや教育に力を入れてきたのでうれしい。移住、定住につなげたい」とする。

ランキングは、同社が昨年10月中旬に発表。調査は2段階で、1次調査(昨年2、3月)では、道内在住の20歳以上を対象にインターネットで「現在住んでいるまちに住み続けたいか」と質問。「全くそう思わない」から「とてもそう思う」の11段階から選んでもらい、「住み続けたい街のランキング」として20位までを公表した。(回答数約3万8千人)。

「住み続けたい街ランキング」の2部門で1位となった新十津川町の中心部=昨年12月下旬

2次調査は、30人以上の回答があった市町村(空知管内では岩見沢や深川、滝川などを含む)や、札幌市内各区の計約90カ所に住む1次調査の回答者に対し実施。「今後、街が発展しそう」「魅力的な図書館施設がある」など40項目について「全く満足していない」から「とても満足している」の5段階で評価してもらった。偏差値にして比較し、4項目について10位までの自治体(札幌の場合は区)を公表した。

新十津川町は4項目のうち「子育て環境が充実している」で偏差値73.81、「教育環境が充実している」が同73.58でいずれも1位。2位は上川管内東川町、3位は同管内東神楽町だった。空知管内で上位10位に入ったのは新十津川町のみ。22年に行われた前回調査で同町は「子育てに関するサービスが魅力の自治体」で4位だった。

子育て環境と教育環境の部門で1位になった理由について町は「23年8月からの小中学校の給食費無償化のほか、高校生までの医療費無償化などの対策が評価につながったのではないか」とみる。

取材・文/望月悠希 (北海道新聞記者)

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