【こどもの本棚】松素めぐり『おはなしサイエンス 宇宙の未来 パパが宇宙へ行くなんて!』

今回のテーマは「宇宙旅行」
推薦者 熊谷妃都美さん
(帯広市図書館)
現実味がある物語
熊谷さんが紹介するのは、科学の進歩に伴い身近になってきた宇宙旅行に関する本です。児童書「おはなしサイエンス 宇宙の未来 パパが宇宙へ行くなんて!」(講談社)=写真=は、実際のロケットの飛ばし方なども盛り込まれ「物語ですが、現実味があります」と話してくれます。
中学生のこずえは、小説家のパパと旅行会社を経営するママの3人家族です。パパっ子のこずえは、パパに対してそっけないママに不満を抱いています。
ある日、パパに宇宙旅行当選の知らせが入ります。パパは出発に向け訓練などを進める一方、こずえはママをもっと知ってみようと「母親観察」を始めます。小学校高学年から。
こちらもおすすめ
「宇宙探査ってどこまで進んでいる?」
(誠文堂新光社)
「冬の宇宙への旅」
(三恵社)
「ISSに泊まる旅行」
(フレーベル館)
(2025年1月21日 北海道新聞帯広・十勝版掲載)
この記事に関連するタグ
What’s New
- 子育て・教育
- ALL
Editor's pick up
Ranking
- すべて
- 子育て・教育
2025
9/6
SAT
Area
道央
小樽・ニセコ・積丹