滝川市立図書館キャラ フォトフレームに よしながこうたくさん制作 「市外からも撮りに来て」

キャラクターに囲まれて写真が撮れる、よしながこうたくさんが制作したフォトフレーム
【滝川】滝川市立図書館は、絵本作家よしながこうたくさん(45)=福岡市在住=が市内のイベントで制作したフォトフレームを館内で展示している。よしながさんのファンが多いことから、同館は「滝川の新たな観光スポットになれば」と期待する。
「給食番長」などの作品で知られるよしながさんは、2020年に本が好きな兄妹やクマ、シカなどをモチーフにした同館オリジナルキャラクターを考案。児童と絵を描くイベントのため滝川を訪れるのに合わせて、同館が「図書館の新たなシンボルをつくってほしい」と依頼した。
作品は昨年11月22~26日、よしながさんが市役所で制作。そのうち、23、24の両日には制作風景を市民に公開した。
フォトフレームは縦約210センチ横約150センチ。自身が手掛けた同館キャラクターの形にした木材に、絵の具で鮮やかな色を塗りフレームに付けた。「たきかわ」と書かれたプレート(横約110センチ、縦約40センチ)なども近くに設置した。
同月29日の展示開始以降、土日は子ども連れを中心に1日5組ほどが撮影に来るという。深村清美館長(53)は「存在感と迫力がある作品に仕上がった。市外の人も一度写真を撮りに来て」と呼び掛ける。
休館日は木曜、祝日(土日は開館)。問い合わせは同館、電話0125・22・4646へ。
取材・文/望月悠希(北海道新聞記者)
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