「ニセコの穴場」倶知安町旭ケ丘スキー場、12月27日営業開始 大人1日券、今季も1500円

12月27日にオープンする倶知安町の旭ケ丘スキー場
【倶知安】今季営業するリフト付きの公営スキー場としては後志管内唯一となる町旭ケ丘スキー場が12月27日、オープンする。ニセコ地域のリフト券が大幅に値上げされる中、大人1日券の料金を20年以上据え置き、今季も1500円。小規模ながら、昨季は過去10年間で最多となるリフト輸送人員を記録するなど、ニセコの隠れた「穴場」として、じわり存在感を増している。
町市街地から2キロほどの位置にある同スキー場は、全長約360メートルの2人乗りリフトが1基。コースは初中級者用に加え、上級者用は最大斜度約28度となかなかの手ごわさだ。町内の小中学校のスキー授業が行われるほか、スキー少年団の練習にも使われる。
来年3月9日まで予定する今季の営業時間は午前9時から午後4時。月曜は休業し、火、木曜日は午後9時までナイター営業する。町内の小中学生はリフト無料。大人はナイターも千円で滑ることができる。
スキー離れが加速する中、昨季のリフト輸送人員は前年度比約20%増の12万3353人。過去10年間で最も多かった2014年度も上回った。親子連れなどでも気軽に楽しめ、町教委によると、外国人スキーヤーも徐々に増えてきている。
町は今季、同スキー場の管理業務を東急コミュニティーに委託。委託料は約1500万円で、リフト運行や圧雪、券売などを担う。
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