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コープさっぽろ、学童保育参入 2025年4月開始 札幌、江別の2店に併設 料理体験や食品工場見学も

コープさっぽろ

コープさっぽろ(札幌)は来年4月、学童保育事業に乗り出す。札幌市と江別市の2店に施設を併設し、料理体験や生産者との交流など、コープならではの保育を行う。増加する共働き世帯のニーズに応えながら、子育て世代の需要掘り起こしも目指す。

名称は「トドックキッズクラブ」。しんことに店(札幌市北区)の敷地内と、野幌店(江別市)の店内に設ける。野幌店は来夏に移転するため、学童保育も同時期に移す。他の自治体でも住民や行政から要請があれば、店舗や宅配拠点での開設を検討する。

施設は保育士の目が行き届くよう、定員を40人に抑える。施設管理はコープ本部が担う。学童が店舗で食材を選んで料理し、食事やおやつを作る機会を設けるほか、食品工場の見学なども行う。保護者が希望すれば、食事も1食400~500円ほどで提供し、食について知る機会も提供する。

コープは第1子を出産した組合員にベビー用品を提供し、1~2歳の子どもがいる世帯に絵本を無償で送るなど、子育て世帯の支援に積極的だ。大見英明理事長は「保護者世帯のニーズに応えていきたい」と話す。組合員は高齢者が多いため、子育て世代の需要を掘り起こす狙いもある。

来年1月からクラブの利用受け付けを始める。料金は行政の助成がある野幌店は月9千円、しんことに店は月2万円。このほか、入所費(1万円)や保険料(年千円)などがかかる。

国内では共働き世代が増加すると共に、学童保育施設の需要が増加している。こども家庭庁によると、定員に空きがないなどの理由で学童保育が利用できない待機児童の数は、今年5月時点で過去最多の1万8462人に上った。

取材・文/桜井翼(北海道新聞記者)

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