小中学校の春休み2日延長 札幌市教委、25年度から 教員の業務日数確保

札幌市教委が入るビル
札幌市教育委員会は12月16日、2025年度から全市立小中学校と義務教育学校、特別支援学校の春休みを2日間延長し、3月26日から4月7日にすることを決めた。春休み期間中、教員が転入学の受け付けや学級編成などに充てる平日の業務日数を確保するため。
16日の教育委員会会議で決めた。市教委によると、4月1日から始業式までの平日の業務日数は毎年の暦によって3~5日の幅があり、学級編成や教材の選択、年間カリキュラムの作成などの準備日数が不足するケースがあった。市立幼稚園も2日間延長し春休みを3月26日~4月8日までとする。
市教委によると、市内の各学校の授業数は、学習指導要領で定める標準授業時数を上回っており、春休みを延長しても支障はないという。
取材・文/蒲生美緒(北海道新聞記者)
この記事に関連するタグ
What’s New
- ニュース
- ALL
Editor's pick up
Ranking
- すべて
- ニュース
2025
9/9
TUE
Area
道央
小樽・ニセコ・積丹