ペンギン雪中散歩「かわいい」　おたる水族館、冬期営業開始

ペンギンの写真を撮る来館者ら

おたる水族館（祝津3）の冬期営業が14日始まった。家族連れや外国人観光客らでにぎわい、ペンギンの「雪中さんぽ」などが注目を集めた。

この日は約14羽のペンギンが列を成し、ロープで区切られた約250メートルのコースを2周した。来館者は手を振り、写真も撮影。札幌市の宮森咲茉ちゃん（6）は「近くで見られて楽しかった。歩く姿はとてもかわいかった」と笑顔だった。

このほか、バンドウイルカの出産で4カ月近く中止していたイルカショーが再開。飼育員が館内の生き物を撮影した写真展も新たに企画され、冬期営業中は観覧できないトドやセイウチのほか、ペンギンなど実物大のパネルが並んだ。その前で記念撮影をする親子の姿も見られた。

冬期営業は来年2月24日まで。無休。午前10時～午後4時。入館料は高校生以上1300円。小中学生500円など。

取材・文／栗栖維意（北海道新聞記者）