クリスマス気分、イルカとパチリ　登別マリンパークニクス　「かわいい」親子ら笑顔

登別マリンパークニクスでイルカとの記念撮影を楽しむ来場者

【登別】水族館「登別マリンパークニクス」（登別東町）のイルカプールに11月23日、クリスマス用に装飾したアクリルガラス越しにイルカと記念撮影できるスポットが登場した。家族連れらがスマートフォンを手に撮影し、一足早くクリスマスムードを楽しんでいる。

これまでもイルカと記念撮影する企画を同館で実施してきたが、クリスマスに合わせて行うのは初。来館者数が増える中、多様な企画を打ち出そうと考えた。

飼育員が合図の笛を鳴らすと、サンタクロースやクリスマスツリー、雪だるまなどのシールを貼ったガラス越しにイルカが現れる趣向。24日は雄のカマイルカの「コウ」と「キラ」が担当し、来館者の目の前に登場すると、「かわいい」「近いね」などと歓声が上がった。

札幌市東区から訪れた会社員鈴木藍さん（30）は「良い写真が撮れてうれしい」と話し、長女の佑莉ちゃん（2）は「イルカは大きくて怖かったけど面白かった」と笑顔だった。

撮影できるイルカはカマイルカとバンドウイルカの計4匹のうち1匹で、日ごとに異なる。担当者は「記念撮影して、クリスマスを楽しく迎えてほしい」と話す。

12月22日までの毎週土日と24、25の両日、午後1時ごろから行う。料金は1組（6人まで、3歳以下は人数に含まない）千円で入館料と別に必要。

定員は1日5組まで。問い合わせは同水族館、連絡先0143・83・3800へ

取材・文／伊藤空那（北海道新聞記者）